ニュース
Dolby Atmos、最初の対応BDは「トランスフォーマー/ロストエイジ」:まずは米国で
ドルビーは、パラマウント・ピクチャーズとワーナー・ブラザースがDolby Atmos(ドルビーアトモス)対応のBlu-ray Discタイトルをリリースすると発表した。
ドルビーは9月9日、パラマウント・ピクチャーズとワーナー・ブラザースがDolby Atmos(ドルビーアトモス)対応のBlu-ray Discタイトルをリリースすると発表した。最初の作品は「トランスフォーマー/ロストエイジ」。米国では9月30日に発売する予定だ。
「トランスフォーマー/ロストエイジ」では、ドルビーアトモスをドルビーTrueHDでエンコーディング。「Blu-rayコンボ・パック」と「Blu-ray 3Dコンボ・パック」の両方に収録するという。またパラマウント・ピクチャーズは、これ以外にも対応タイトルを年内にオンライン・ストリーミングとBlu-rayで提供する予定だ。
またドルビーは同時に、米国のVoD事業者であるVUDUがストリーミング配信にドルビーアトモスを採用することも明らかにした。VUDUでは、秋から対応作品の配信を始める。
関連記事
- ホームシアターの革命、Dolby Atmosの衝撃(前編)
ホームシアター市場を賑わせている「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)。劇場では評価の高い技術だが、ホームシアターに何をもたらすのだろうか。AV評論家・麻倉怜士氏に解説してもらった。 - ホームシアターの革命、Dolby Atmosの衝撃(後編)
後編では、AVアンプメーカー4社のドルビーアトモス対応モデルに加え、「ドルビー・イネーブルド・スピーカー」や「アップミックス」といった周辺技術のインプレッションをお届けしよう。 - ドルビージャパンが「Dolby Atmos」を正式発表――対応するBDタイトルは年内に登場
ドルビージャパンは8月21日、都内で「Dolby Atmos」(ドルビーアトモス)の発表会を開催し、その技術と優位性を紹介した。4社の対応AVアンプもデモンストレーション。 - Dolby Atmos再生にも個性の違い――デノンとパイオニアの試作機をチェック
9月発売予定のデノン「AVR-X4100W」とパイオニア「SC-LX58」という2モデルの試作機の音を聴くチャンスを得たので、そのインプレッションを記したい。 - ホームシアターを変える「Dolby Atmos」とは?
AVアンプメーカー各社から発表が相次いでいる「Dolby Atmos」対応機。今回はパイオニアにDolby Atmosの作法と効果、そして「SC-LX58」について詳しく話を聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.