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管球アンプの“実験機”再び――エレキットから “TU-LAB”「TU-8300R」
イーケイジャパンは2009年に数量限定で販売した “TU-LAB”をブラッシュアップして再販する。真空管や出力トランスを手軽に交換できる管球アンプの実験機だ。
イーケイジャパンは10月8日、電子工作キット「エレキット」の新製品として、“300B シングルステレオパワーアンプキット”「TU-8300R」を発表した。 “TU-LAB”という愛称の通り、真空管や出力トランスを手軽に交換できる管球アンプの実験機だ。11月中旬に発売予定で、価格は8万9000円(税別)。
2009年に数量限定で販売した「TU-8300」の再販モデル。オーディオ用真空管の中でも人気が高い「300B」2本、および「12AT7」2本を採用したほか、好みに応じて出力トランスの載せ替えや真空管の差し替えなどの改造が行える設計が特徴だ。8ピンソケットも装備しているため、「KT88」「KT66」「EL34」「6L6GC」などを使って五極管の“三結”(三極管接続)の音を改造なしで楽しめる。「組み立てた後も多彩な楽しみ方ができる」(同社)。
電子パーツを基板にハンダ付けする必要はあるが、図入りの分かりやすい説明書が付属しており、初心者でも組み立てられるように配慮した。また組み立てに失敗した場合でも、エレキットドクターの有償サポートが受けられる。
定格出力は8ワット+8ワット。本体サイズは400(幅)×213(高さ)×250(奥行き)ミリ。重量は10.8キログラム。
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