ソニー、HDDプレイヤー「HAP-Z1ES/S1」をバージョンアップ――USBメモリー内の楽曲再生などが可能に
ソニーは、ハイレゾ対応HDDプレイヤー「HAP-Z1ES/S1」の最新ファームウェアをリリースした。
ソニーは10月16日、ハイレゾ対応HDDプレイヤー「HAP-Z1ES/S1」の最新ファームウェアをリリースした。新たにUSBメモリー内の楽曲ファイル再生に対応したほか、スマートフォン内の楽曲を本体にコピーできるようになった。
新ソフトウェアのバージョンは「13741R」。主なアップデート内容は下記の通り。
- USBメモリー内の楽曲ファイル再生
背面のEXT端子(USB端子)にUSBメモリーを接続し、楽曲再生が可能になった。USBメモリーのフォーマットはFAT32/FAT16。なお、USB外付けHDDの接続は非対応となっている。
- スマートフォン/タブレット内の楽曲を「HAP-Z1ES/S1」本体内蔵HDDへコピー
Android搭載スマートフォンやタブレット(Android 2.3以降)に保存している楽曲を対応アプリ「HDD Audio Remote」を使って内蔵HDDへコピーできる。iOS端末は、OS側の制約により今回は非対応。
- オーバーサンプリングなどの精度向上
「HAP-Z1ES」のみ。8倍オーバーサンプリング時のビット精度を高めるなどした「プレシジョン」モードを追加。空間のS/N感が向上するという。なお、従来のモードも「ノーマル」として残されるため、ユーザーの好みで選択できる。また、DSEEオン時はビット拡張処理の演算精度も向上し、音の消え際を再現する能力が上がった。
- 「おまかせチャンネル」の選曲を編集
マニュアル登録、および削除が可能になり、自分好みに編集できる。
- プレイリスト、お気に入りのリスト画面上にジャケット写真を表示
- ミュージック情報編集画面で各トラックのコーデック情報を一覧表示
- WAV 32bitファイルの再生対応
- DSDのギャップレス再生に対応
また、あわせてWindows/Mac用の楽曲ファイル転送ソフト「HAP Music Transfer」とiOS/Android用リモコンアプリ「HDD Audio Remote」の新版もリリースしている。いずれもソニーの製品サポートページからダウンロードできる。
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