番組再生中にも録画予約、シャープが“AQUOSブルーレイ”「BD-T1650」を発表
シャープは、“AQUOSブルーレイ”の新製品として、トリプルチューナー搭載の「BD-T1650」を発表した。録画番組を再生しながらでも録画予約や編集操作が行える「2画面見ながら操作」をサポート。
シャープは10月23日、Blu-ray Discレコーダー“AQUOSブルーレイ”の新製品として、トリプルチューナー搭載の「BD-T1650」を発表した。11月12日にオープンプライスで発売する予定だ。店頭では8万円前後(税別)になる見込み。
1TバイトのHDDを内蔵し、3番組同時録画はもちろん、任意の3チャンネルを自動で録画し続ける「3チャンネル自動録画」にも対応したレコーダー(1日18時間まで)。スカパー!プレミアムサービスチューナーを接続すれば、4番組の同時録画も可能だ。番組ジャンルや人名ごとに録画番組を自動的に分類してくれる「新・グループリスト」を搭載しており、録りためた多くの番組から目的の番組を見つけやすいという。
録画番組を再生しながらでも録画予約や編集操作が行える「2画面見ながら操作」もサポート。再生を中断することなくスムーズに録画予約が行える。2画面表示により、視聴中の番組はそのままに、裏番組を子画面で確認することも可能だ。
リモートアクセスにも対応。レコーダーに録画した番組や放送中の番組を外出先からでもスマートフォンやタブレットで視聴できる。対応アプリはAndroidが「AQUOSリモートプレーヤー」、iPhone/iPadは「DiXiM Digital TV」(いずれも有償)。
サポート面では、コールセンターのオペレーターがインターネット経由でレコーダーを遠隔操作しながら相談にのってくれる「あんしんリモートサポート」が利用できる。起動するとレコーダーの画面に認証コードが表示されるため、オペレーターに電話で認証コードを伝える。するとオペレーターのPC画面にレコーダー画面とリモコンが表示され、ユーザーと同じ画面を見ながら確認や説明が行える仕組みだ。オペレーターがユーザー宅のレコーダーを操作することもできる。「短時間で分かりやすいアフターサービスを提供できる」(同社)。
HDMI出力は2系統。ほかに光デジタル音声出力やD端子(D3)、アナログ映像/音声入出力を備えている。本体サイズは、430(幅)×236(奥行き)×61(高さ)ミリ。重量は約3.3キログラム。
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