デノン、対応フォーマットを拡充した据え置き型ネットワークプレイヤー「DNP-730RE」:アナログ回路も刷新
デノンは据え置き型のネットワークプレイヤー「DNP-730RE」を11月下旬に発売する。アナログ出力回路は、「DCD-1500RE」と同等の回路構成を採用するなど内部を全面的に刷新した。
デノンは11月4日、据え置き型のネットワークプレイヤー「DNP-730RE」を発表した。価格は4万6000円(税別)。11月下旬に発売する予定だ。
DLNA準拠のネットワークオーディオプレイヤー。対応ファイルフォーマットを拡充しており、従来からのWAVやFLAC(192kHz/24bitまで)に加え、DSD 5.6MHzおよびAIFF(192kHz/24bit)、Apple Lossless(96kHz/24bit)など、ハイレゾ音源再生の幅を広げた。またフロントUSB端子に接続したUSBメモリーからのハイレゾ再生も可能。WAV、FLAC、ALACに加え、新たにDSDおよびAIFFの再生に対応した。
内蔵Wi-Fiは新たにIEEE 802.11nをサポート。ダイバーシティアンテナを搭載しており、従来よりも広帯域かつ安定した通信が可能になったという。AirPlayやインターネットラジオも利用できる。
内部も刷新。同社の高級SACDプレイヤー「DCD-SX1」にも採用されたDACチップ「PCM1795」に加え、音質に影響するジッターを抑制する「ジッターリデューサー」を追加。アナログ出力回路は、上位機「DCD-1500RE」と同等の回路構成を採用するなど全面的に刷新している。「従来機に比べ、飛躍的に音質が向上した」(同社)。
本体サイズは、434(幅)×73(高さ)×297(奥行き)ミリ。重量は2.9キログラム。リモコンとIRコントロールケーブル、電源コードなどが付属する。
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