球形からキューブ型に大変身、ソニーから新しい小型Bluetoothスピーカー「SRS-X11」登場:2つあればステレオに
ソニーの小型Bluetoothスピーカーがモデルチェンジ。球形からキューブ型へ大胆に変身した。
ソニーは1月22日、Bluetoothスピーカーの新製品「SRS-X11」を発表した。価格はオープンプライスで、市場想定価格は9000円前後。ブラック、ホワイト、レッド、ピンク、ブルーの5色を2月21日に発売する。
2012年に発売した球形スピーカー「SRS-BTV5」の後継機に位置づけられるが、デザインをキューブ型に一新。またフルレンジユニット1基のモノラル仕様はそのままに、新たにデュアルパッシブラジエーターを搭載。内蔵アンプも10ワットに強化するなど音質面を強化している。バッテリー持続時間も従来機の5時間から12時間に延びた。
BluetoothとNFCをサポートし、NFC対応のスマートフォンやウォークマンならワンタッチでペアリングや接続が可能だ。なお、同時発表の「SRS-X55」「SRS-X33」と異なり、LDACやAACはサポートしていない(SBCのみ)。マイクを内蔵し、ハンズフリー通話にも対応する。
また「SRS-X11」を2台用意すると用途が広がる「Speaker add機能」を新搭載。背面の「add」ボタンを長押しするとLEDが白く点灯して接続完了。LchとRchに分かれてステレオ再生を行う「ステレオモード」と、両方モノラルになって視聴エリアを拡大する「ダブルモード」を選択できる。他機種にもステレオモードになる「ステレオペアリング」機能を持っている製品はあったが、「ダブルモード」の追加に合わせて機能名称も変更されたことになる。
本体サイズは61(幅)×61(奥行き)×61(高さ)ミリ。重量は約215グラム。充電用のMicro USBケーブルと本体と同色のシリコンストラップが付属する。
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