7年ぶりに復活! “破壊”要素が加わった「ベイブレードバースト」が7月下旬に発売:スマホ連携、クラウド対応
タカラトミーが次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」を7月下旬に発売する。製品がバラバラに破壊されるギミックを追加したほか、データの記録や共有ができるクラウドシステムを導入した。
タカラトミーは4月15日、次世代ベーゴマ「ベイブレード」の最新モデル「ベイブレードバースト」を7月下旬に発売すると発表した。全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場、インターネットショップなどで販売する。ベイブレードはベーゴマを現代風にアレンジした対戦型玩具で、パーツを付け替えて改造したり、専用の発射装置を使って簡単にコマを回せたりするのが特徴だ。新作の発表は、2008年以来7年ぶりとなる。
ベイブレードバーストは、「バースト(破壊)ギミック」と呼ばれる要素を追加しており、バトル時にコマ同士をぶつけて各パーツをバラバラに破壊することが可能になった。モデルによってバーストが起きる確率が異なるため、カスタマイズによる戦略性がより高まるという。なお、すべてのコマには村田製作所の極小NFCチップを搭載した。今後、NFCを活用してコマ別の記録を取れるようにする。
また、コマを回した回数や速度などを記録する専用端末「ベイロガー」を使うと、パーツのカスタマイズ履歴、大会の参加、入賞結果などのデータを記録できる。データは光センサーを利用して記録しており、スマートフォン用アプリ、インターネットサイト、店頭の端末や筐体などを通して閲覧可能。記録をすればするほどポイントをためることができるほか、ベイロガー同士をかざすことで友達同士でお互いの記録をシェアできる。ベイロガーは別売りの単4乾電池2本で駆動する。
コマ、発射装置、ベイロガーをセットにした「B-01 DX スターター ヴァルキリー・ウイング・アクセル」「B-02 DX スターター スプリガン・スプレッド・フュージョン」の価格は各2200円(税別、以下同)、コマと発射装置をセットにした「B-03 スターター ラグナルク・ヘビー・サバイブ」「B-04 スターター ケルベウス・セントラル・ディフェンス」の価格は各1200円。コマの本体サイズはいずれも45(幅)×30(高さ)×45(奥行き)ミリだ。
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