オンキヨー、4万円台のHDCP 2.2対応5.1ch AVアンプ「TX-SR343」登場:Dolby Atmosは非対応
オンキヨーは、4Kプレミアム映像の視聴に必要なコンテンツ保護規格「HDCP 2.2」に対応したAVレシーバー「TX-SR343」を4月下旬に発売する。価格は4万8000円(税別)。
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは2015年4月22日、オンキヨーブランドから5.1ch対応AVレシーバー「TX-SR343」を4月下旬に発売すると発表した。価格は4万8000円(税別)。色はブラックのみ。
TX-SR343は、エントリーモデルながら4Kプレミアム映像の視聴に必要なコンテンツ保護規格「HDCP 2.2」をサポート。4K/60p/4:4:4/24bitに対応するのが特徴だ。
アンプ部は、独自のワイドレンジアンプ技術「WRAT」を採用。定格出力は各チャンネル65ワット(8オーム、2ch駆動)、実用最大出力は各チャンネル130ワット(6オーム、1ch駆動)、周波数特性は10〜10万Hzとなっている。また、低音増強技術「フェーズ マッチング バス」を搭載、豊かな低音とクリアな中高域の両立を実現したという。
また、バーブラウン製のDACを搭載し、最大192kHz/24bitの再生に対応する。機能面では、Bluetoothを内蔵し、スマートフォンを使ってワイヤレスでの楽曲再生が可能だ。
HDMI端子は入力×4、出力×1。映像入力はコンポジット×3(リア×2、フロント×1)、コンポーネント×2。音声入力端子はデジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×7(リア×6、フロント×1)、出力端子はスピーカーとサブウーファーを備える。
本体サイズは435(幅)×328(奥行き)×160(高さ)ミリ、重量は約7.8キロ。リモコン、AM/FM室内アンテナが付属する。
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