城下工業、「SW Desktop-Audio」シリーズのクロックジェネレーター「SWD-CL10」に水晶発振器を追加する有償アップグレード
コンパクトコンポ「SW Desktop-Audio」シリーズのクロックジェネレーター「SWD-CL10」に有償オプションが登場。3万円でより高精度なOCXO(恒温槽付高精度水晶発振器)を追加実装する。
“Sound Warrior”ブランドのオーディオ製品を製造・販売する城下工業は7月10日、コンパクトコンポ「SW Desktop-Audio」シリーズのクロックジェネレーター「SWD-CL10」に有償オプションを追加すると追加した。同日より申し込みを受け付けている。
「SWD-CL10」は、TCXO(温度補償水晶発振器)を搭載したジェネレーター。クロックの外部入力にも対応しており、より高精度な10MHz ルビジウム・クロックなどを入力して4個のBNCコネクターから出力するクロック分配器としても利用できる(→関連記事)。
今回の有償オプションは、標準のTCXOよりも精度高いクロック信号を供給できるOCXO(恒温槽付高精度水晶発振器)を追加実装するというもので、アップグレード後はTCXOとOCXOを「SOURCE」ボタンの長押しにより、切り替えて利用できるようになる。周波数精度は出荷状態のTCXOが0.28ppmに対し、OCXOは0.01ppm。
アップグレード価格(予価)は3万2400円(税込)で、支払いは銀行振り込みもしくは代金引換(別途手数料648円が必要)を選択できる。納期の目安は、城下工業に製品が到着後、約2週間となっている。
有償アップグレードの申し込みは、同社サイトの製品ページから申込書(pdf)をダウンロードし、メール添付もしくはFAXで送信すればいい。なお、7月以降に出荷された製品には有償アップグレードの申込用紙が同梱(どうこん)される予定だ。
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