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ティアックのUSB-DAC兼ヘッドフォンアンプ「UD-503」に動作不具合――プログラム書き替え対応へ
ティアックは、「UD-503」の一部製品に動作不具合があると発表した。LINE INへのアナログ信号入力時にリモコンの「MUTE」ボタンを押すと音量が最大になってしまう。
ティアックは9月8日、今年6月に発売した据え置き型のUSB-DAC兼ヘッドフォンアンプ「UD-503」に関する不具合と対応策を発表した。制御プログラムの無償書き替えを実施する。
不具合は、LINE IN(アナログライン入力)のアナログ信号を再生している際、リモコンの「MUTE」(ミュート)ボタンを押すと、LINE OUT(RCA、XLR)の出力およびヘッドフォンの出力が最大になってしまうというもの。USBなどのデジタル音声入力は問題ない。
ティアックでは、購入者に対しては同社修理センターでミュート回路の制御プログラムを無償で書き替える対応策を実施する。またお詫びとして、製品返却時にe-onkyo musicで利用できるハイレゾ音源クーポン(15曲ぶん、約5000円相当)を送付する予定だ(12月末日までに連絡したユーザーに限る)。
対象機器は「UD-503」のシリアルナンバーが「0010001」から「0049999」のもの。ただし、該当するシリアルナンバーであっても、底面機銘板左横に白丸シール、梱包箱のバーコードラベル左下に緑丸シール、あるいは「S101」と書かれたシールが貼付されているものは対策済みのため、プログラムを書き替える必要はない。
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