そろそろ持っとく? モニター付きのアクションカム4モデルを比較(機能編)(2/5 ページ)
スマホともデジカメともまた違う、臨場感あふれる映像や写真が撮れるアクションカムを今買うならどれか。手軽に使えるモニターがセットになったコンパクトなモデル、HERO4 Silver、HDR-AS50、WG-M2、EX-FR100の4モデルを比較する。
ソニー「HDR-AS50」
ソニーのアクションカムは縦長でスリムというユニークなデザイン。現在4K動画対応のハイエンドから小型軽量で廉価なモデルまで、幅広いラインアップがそろっているが、今回は廉価なHS50をセレクト。ワイヤレス接続するモニターが付属するライブビューリモコンキットをセレクトした。
ソニーのアクションカムの特徴はボディがスリムで空気抵抗が少ないこと。まあどこにどう装着したいかで最適な形状は変わってくるので、GoProの方が良いシーンもあれば、AS50の方がよいシーンもあると思って良い。
本体は83gで、本体に三脚穴も装備しているため、本体だけで好きなところに取り付けられるが、本格的にアウトドアで使いたいなら付属の防水ハウジングを使うこと。防塵耐衝撃に加え、60mまで潜れる防水性能を得られるので、多少乱暴に扱ってもよくなる。レンズをぶつけて傷つける心配もなくなるし。
カメラ部は普及型コンパクトデジカメと同じ1/2.3型で1600万画素の裏面照射型センサー、有効画素数は1110万画素なので、センサーに対して小さめのレンズを使ってると思われる。
付属のライブビューリモコンはカメラとWi-Fiで接続するモニター。Bluetooth smartで常時接続されており、リモコン側のボタンを押せばつながる。Bluetoothでリクエストを出してWi-Fiでつながるので、Wi-Fi接続時に少し時間がかかる(この点はカシオのFR100の方が速い)が、ワイヤレスは便利。
ライブビューリモコンは各種アクセサリーを使って腕に付けたり、三脚に付けたりできる。リモコンの充電に専用充電台が必要なのはちょっと残念だが、本体とリモコンが離れているのはかなり便利だ。
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