そろそろ持っとく? モニター付きのアクションカム4モデルを比較(機能編)(4/5 ページ)
スマホともデジカメともまた違う、臨場感あふれる映像や写真が撮れるアクションカムを今買うならどれか。手軽に使えるモニターがセットになったコンパクトなモデル、HERO4 Silver、HDR-AS50、WG-M2、EX-FR100の4モデルを比較する。
カシオ計算機「Outdoor Recorder EX-FR100」
最後はカシオ計算機のOutdoor Recorder EX-FR100。他のアクションカムとは出自が異なるスチルカメラ系アクションカムだが、アクションカムとしての要件を満たしており、フリースタイルのスチルカメラとしてもアクションカムとしても使える。
特徴はカメラ部とコントローラー部がワイヤレスでつながっており、着脱可能なこと。カメラ部は1/2.3型センサーを搭載し、16mm相当の画角を持つ。アクションカムは超広角で周辺部が魚眼レンズのように歪んで写るのが主流だが、FR100はスチルカメラ系だけあり歪みがきれいに補正されている。
カメラ部とコントローラ部はBluetooth Smartで常時接続されており、電源を入れると瞬時につながるのでストレスはない。
カメラ部とコントローラー部の両方に電源と静止画用・録画用の2つのボタンがあり、どちらを使ってもOK。細かい操作はコントローラー部のタッチパネルで行う。
他のアクションカムは撮影ボタンは1つだけで、静止画と動画はモード切り替えで使い分けるが、FR100は2つボタンを持っている。そこもまたスチルカメラ出自らしい点だ。
カメラ部は水深1.5mまでの防水機能で落下強度は約1.7m(カメラ部のみの場合)を持つ。
FR100はアクションカムであると同時にフリースタイルカメラであるわけで、対応アクセサリーもユニークで、カシオならではの自撮りを楽しめるものも多い。ポピュラーなところではヘッドバンドとリストバンドのセット(マルチアングルベルトセット)などが挙げられる。
FR100らしいのは専用の自撮り棒。コントローラーをグリップの上に装着できるので、カメラを遠くに伸ばしたまま手元で撮影できる。もちろん雲台の方向を調節すればハイアングル・ローアングルカメラとして楽しめる
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