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東芝が映像事業の新体制を明らかに――東芝映像ソリューション設立へ
東芝ライフスタイルは、6月30日に予定されている会社分割後の体制を一部公表した。テレビやBlu-ray Discレコーダーなどの映像事業は、東芝メディア機器に継承し、同時に社名を「東芝映像ソリューション」に変更する。
東芝ライフスタイルは、6月30日に予定されている会社分割後の体制を一部公表した。テレビやBlu-ray Discレコーダーなどの映像事業は、東芝メディア機器に継承し、同時に社名を「東芝映像ソリューション」に変更する。
経営再建中の東芝は、3月30日に東芝ライフスタイルの発行済み株式の80.1%を中国美的集団の100%子会社であるMidea International Corporation Company Limited(MICC)に譲渡すると発表したが、同時に国内向けの映像事業は維持する方針を示していた。今回の発表で7月以降の体制が決定し、東芝グループ内でテレビやレコーダーの事業を継続することになる。
新会社となる東芝映像ソリューションの資本金は4億9000万円(東芝100%出資)。従業員は約700名で、代表者は未定だ。本店所在地は青森県三沢市。経営・企画・営業などは神奈川県川崎市、設計開発などは東京都青梅市で行う。テレビやBlu-ray Discレコーダーのほか、業務用ディスプレイなどの開発と製造、販売を手がける。
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