オンキヨーからも薄型AVアンプが登場――2.1chスピーカーをセットにしたパッケージも:高さ7センチ
高さ70mmのスリムなAVアンプがオンキヨーブランドからも登場。Dolby AtmosやDTS:Xといった最新のオブジェクトオーディオにもファームウェアアップデートにより対応する予定だ。
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨーブランドのネットワーク対応AVアンプ「TX-L50」と、TX-L50に2.1chスピーカーをセットにしたパッケージ製品「BASE-V60」を発表した。価格はTX-L50が6万5000円(税別)、BASE-V60はオープン価格で店頭では7万5000円前後になる見込み。いずれも10月中旬に発売する。
TX-L50は、高さ70mmのスリムなAVアンプ。ラウンドしたデザインでインテリアに溶け込むという。Class Dアンプを6ch搭載(各60W)し、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)やDTS:Xといった最新のオブジェクトオーディオにも対応する予定だ。さらにWi-FiとBluetoothを内蔵。AirPlayやGoogleCastにも対応する(GoogleCastは後日アップデート予定)。
HDMI端子は4入力1出力。4K/60pやHDR信号、BT.2020のパススルー伝送をサポートしているほか、HDCP 2.2にも対応。ほかに音声入力として光デジタル、同軸デジタルを各1系統、さらにアナログプレーヤーが接続できるMMカートリッジ対応のPHONO端子も備えた。
一方のBASE-V60は、TX-L50にフロント用のブックシェルフ型スピーカー2本とアクティブサブウーファーをセットにしたパッケージ。TX-L50のバーチャルサラウンド機能「Theater-Dimensional」(シアターディメンショナル)を活用してフロントスピーカーだけでサラウンドを実現するほか、スピーカーを買い足して5.1chなどにアップグレードすることができる。
なお同社によると付属のフロントスピーカーは「本格単品オーディオ仕様」。2Way構成で、ツイーターは8万Hzまでの超高域再生が可能だという。
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