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次は窓ふきロボット! セールス・オンデマンドが「ウインドウメイト」を販売へ

セールス・オンデマンドが韓国RFの窓ふきロボット「windowmate」を国内で販売すると発表した。今後はコンシューマー向けの製品を投入する考え。iRobot「ルンバ」に代わる家庭用ロボットの新提案となる。

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 セールス・オンデマンドは12月1日、窓ふきロボット「windowmate」(ウインドウメイト)を日本国内で販売するため、日本グリーンパックスと業務提携すると発表した。現行製品はB2Bモデルだが、来年の春をメドにコンシューマー向けの製品も発売するという。


「ウインドウメイト」の現行B2Bモデル

 ウインドウメイトは、韓国RFが開発した窓専用のロボット掃除機。「クリーニングユニット」と「ナビゲーションユニット」と呼ばれる2つのユニットでガラスを挟み、4つの永久磁石と電磁石によって安定した走行を可能にした。それまで難しいとされてきたロボットの垂直移動を実現したことに加え、独自のソフトウェア技術で窓の高さや窓枠の幅を認識しながら、窓の内側と外側を同時に掃除できるのが特長だ。掃除が終わるとセットした位置に戻るため、回収も容易。危険な窓ふき作業を人の代わりに行う。


ガラスを挟み、4つの永久磁石と電磁石によって安定した走行を可能にした

 ウインドウメイトは、日本グリーンパックスが2015年から日本で輸入販売を行ってきたが、今後は同社が総輸入元、セールス・オンデマンドが総発売元となる。セールス・オンデマンドは2004年から米iRobotのロボット掃除機「ルンバ」を販売し、トップシェアを維持してきた実績を持つ。先日、iRobotへの国内ルンバ事業の売却を発表したが、その知見と経験を生かして新しいロボット事業に挑戦する考えだ。

 「まったく新しい概念の製品だったロボット掃除機の市場を切り拓き、国内に新しいライフスタイルを提案してきた。家事におけるロボット製品の広い販売網とマーケティングの知見を生かし、ウインドウメイトでも新しい提案ができると考えている」(同社)

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