ラディウスが同社のハイエンドイヤフォン「ドブルベ」シリーズに新製品「HP-TWF00」を発表した。「ドブルベシリーズ」の中でも「とくに音のキレやスピード感に優れている」という自信作だ。5月中旬にオープンプライスで発売予定で、店頭では2万5900円前後になる見込み。ブラックとレッドを用意した。
独自のDDM(Dual Diaphragm Matrix)方式を採用したカナル型イヤフォン。DDMは、中低域用と高域用の2枚の振動板を1つのドライバーユニットに内蔵し、2つの音域をそれぞれ別の振動板で担当するというもの。今回はツイーター部にO2aid(オーツェイド)が開発したVST(Vertical Support Tweeter)を採用し、「よりフラットでナチュラルな高域を再現する」(同社)という。一方のウーファー部にはチタンコーティングを施した振動板を採用した。再生周波数帯域は20〜4万Hz、感度は98±3dB、インピーダンスは32Ω。
ケーブルはMMCX端子で着脱が可能。4サイズのイヤーチップ、収納ケース、ケーブルクリップなどが付属する。
関連記事
- 高コスパのハイブリッド型イヤフォン「碧(SORA)antique」に“黄金色”の限定モデル
- 兄弟で作り上げたセラミックサウンド――エニューム「NUM-E1000」登場
IT関連事業を展開しているネディアが新たにイヤフォンブランド「n+um」を立ち上げ、カナル型イヤフォン「NUM-E1000」を投入する。オーツェイドのVST技術を搭載したハイブリッド型イヤフォン。実は両社の代表は兄弟で……。 - 独自技術を持つ日本企業が開発――5000円を切るハイブリッド型イヤフォン、アンティーム「碧(SORA)」登場
e☆イヤホンは、intime(アンティーム)ブランドのカナル型イヤフォン「碧(SORA)」を2017年1月上旬から独占販売する。独自技術を用いたハイブリッド型イヤフォンながら4830円という低価格を実現した。 - ラディウス、ハイエンドイヤフォン“W”シリーズにハイレゾ対応の新モデル
ラディウスは、“W”シリーズの新モデルとしてハイレゾ対応イヤフォン2機種を発表した。MMCX端子でのリケーブルも可能。 - ラディウス、独自形式ドライバ搭載のイヤフォン「W【ドブルベ】HP-TWF11」
ラディウスは独自構造「DDM」方式ドライバーを搭載したカナル型イヤフォン「W【ドブルベ】HP-TWF11」を11月下旬より販売開始する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.