東芝映像ソリューションは5月25日、同社の薄型テレビ“レグザ”のうち、4K対応の4シリーズがHLG(Hybrid Log-Gamma)方式のHDR信号入力に対応すると発表した。
HDMI規格のHLG方式でのHDRフォーマット入力は、2016年12月にHDMIフォーラムで規格化されたばかり。Ultra HD Blu-rayのHDR 10フォーマットと合わせて対応したことで、外部機器と接続してさまざまなHDRコンテンツが楽しめることになる。
対象製品は、有機ELテレビの「X910」シリーズ、液晶フラグシップ「Z810X」シリーズのほか、「BZ710X」「M510X」を含む4シリーズ。このうちBZ710XシリーズとM510Xシリーズは対応済みで、X910シリーズとZ810Xシリーズに対して5月30日からソフトウェアバージョンアップを実施する。
また同時にスポーツ専門の動画配信サービス「DAZN」の視聴機能、および地上デジタル放送などでゆっくりとした動きのあるシーンもさらに高精細に再現する「地デジビューティ PRO」が追加される。さらにX910シリーズのみとなるが、「暗部の階調表現をさらに向上させ、映画や音楽コンサートなどの暗いシーンなどでさらなる高画質を実現するバージョンアップ」も含まれるという。
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東芝が4K/HDR対応の大画面有機ELテレビを国内で発表した。「真実の“黒”を求めて辿り着いたのが4K有機ELレグザ」という画質重視モデルだ。しかも高画質テレビとして知られるパイオニア「KURO」と同じ映像モードを搭載したという。
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