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コラム

ポケGOの「天気」システム、その影響は予想以上かもしれない(2/2 ページ)

天候にも恵まれた先週末はスマホ片手に公園を散策する人たちが増え、JR錦糸町駅前のジムには早速「ケッキング」が配置されていた(仕事早すぎ)。今回は、そのケッキングと天気に関係するお話。

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 もちろん、たまたま出現数が多いだけだったのかもしれないし、第3世代の本格追加から2日しか経っていないためナマケロがどこまでレアなのかも分からない。ただ、日曜日の夕方、該当エリアの天気は「ときどき曇り」。ナマケロを含む「ノーマルタイプ」や「いわタイプ」がブーストされ、出現率も上がっていた。もし天気次第でレアとされるポケモンまで多く出現するとなれば、天気システムに対する考えも変わるかもしれない。実際、天気が変わってからナマケロの出現率はガクンと下がっているという。


「ときどき曇り」

 原作では第2世代の「ポケットモンスター 金・銀」から天気の要素が盛り込まれ、「ポケットモンスター ルビー・サファイア」では「ポワルン」のように天候の変化を前提としたポケモンが登場するなどゲーム性を大きく左右するようになった。ナイアンティックは12月7日に公開した新機能に関する説明の中で、「(第3世代の)新たなポケモンたちの登場とともにPokemon GOが現実の天気と連動するのは絶好の機会だった」としている。

雨と雪でブーストされるタイプ

 考えてみれば、第3世代まできてポケモンの種類は当初の3倍になろうというのに、普段出現するポケモンの数が増えた印象はない。逆に出現数を単純に3倍に増やしてしまったら、町中ポケモンだらけになるだろう。しかし第1世代のポケモン出現率を大胆に下げることは難しい。初心者層はもちろん、特定のポケモンを育てている人たちも困るからだ。

 とすれば、時間帯や天候など別の要素で出現するポケモンたちを切り替え、第1世代から第3世代まで、なるべく多くのポケモンが出現する形が良いのではないか。天気システムは、運営側にとっても重要な“増えたポケモン対策”となり、トレーナーが考えるゲーム性という要素以上に重要かもしれない。

 1つ確かなのは、今年の冬は雨や雪でも外出の機会が増えるだろう、ということ。寒いのは苦手だが、コタツにもぐりこんでいるより楽しいと思う。


コタツの中のイメージ。これも捨てがたい
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