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ヤフーBBマガジン[8月号] 2003年7月4日(金)
ADSLセキュリティ完全読本
簡単に漏れている!個人情報が危ない
読者の被害例 多額の請求メールが届いた
どこから自分のメールアドレスが漏れたのかわからないのだが、身に覚えのないサイトから、莫大な金額の請求がメールで通知されてきた。消費者センターに被害届を出し、そのまま無視して放置しておいたら、それ以降何も連絡もなく、幸いにも直接の被害は今のところない。(東京都/高橋英樹)

錠前 セキュリティが甘い
メールから漏れる情報

トラブル ネットカフェや会社でのメール盗聴

 ネットを通じて個人情報が流出する危険性が高まっている。ADSLなどの常時接続が一般化したうえに、個人情報を狙う手段やソフトがより高度になってきているからだ。

 例えば電子メールを考えてみよう。ふだん何気なく使っている電子メールだが、実は最もセキュリティが貧弱な通信手段である。暗号化されていないため、ネットワークに流れるデータを読み取る「パケットキャプチャーソフト」で、いとも簡単に盗聴できてしまう。パケットキャプチャーソフトは誰でも簡単に入手できるものなので、あなたも被害に遭う可能性がある。

パケットキャプチャーソフトによるメール盗聴
図

Ethereal フリーウェア
The Ethereal Network Analyzer
ethereal.netarc.jp
WinPcap フリーウェア
Windows Packet Capture Library
winpcap.polito.it

「Ethereal」は無料のパケットキャプチャーソフト(「WinPcap」を同時にインストールする必要あり)。LAN上に流れるデータを記録するソフトで、本来はネットワーク管理者用だ。しかし他人のメール本文さえも記録するため、ごく簡単に盗聴できてしまう

対策 重要情報を書かない

 パケットキャプチャーソフトはLAN上で動くものなので、個人のADSL接続で盗聴される可能性はほとんどない。しかし、メールをやりとりする相手側がLANであれば、あなたのメールが間接的に読まれる可能性がある。電話番号やクレジットカードなどの個人情報は、メールに書かないのが鉄則だ。

対策 発見ソフトを使う

 あなたが会社や学校でメールを使っていて、盗聴の危険性があると感じたら、パケットキャプチャーソフトが動いているマシンを探し出す専用ソフトを使おう。「AntiSniff」を使えば、LANに接続しているマシンをチェックして、パケットキャプチャーソフトの有無を確かめられる。

AntiSniff 「AntiSniff」はパケットキャプチャーの対策ソフト。本家サイトはクローズしているが、以下のサイトからダウンロードできる(15日間試用可能)
AntiSniff シェアウェア
packet storm
packetstormsecurity.nl/sniffers/antisniff
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