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ヤフーBBマガジン[8月号] 2003年7月4日(金)
ADSLセキュリティ完全読本

盗聴対策をしている?

Q.メールの盗聴対策をしていますか?
グラフ  メールが盗聴されるという意識は低いようで、半数近くの人が「何の対策もしていない」と答えている。すぐに何らかの盗聴対策を取るべきだ。


注意! メールのヘッダーから接続元のIPアドレスがわかる

 メールには送信元や送信日時などのデータがわかるヘッダーが付いている。このヘッダーを見れば、あなたがメールを送る際に接続していたプロバイダや、会社・学校名などがわかる。

 例えば会社をサボって、自宅から取引先にメールを送ったとしよう。会社からの送信に見せかけるため、差出人(From:)を会社のアドレスにして送信する。しかしメールのヘッダーには、接続しているプロバイダ名が出てしまうので、会社にいないことがバレてしまうのだ。

 この接続元のアドレスを偽装する手段もあるが、匿名メールを出すためのリメーラーを使ったり、プロキシとWebメールを併用して使うなど、かなり複雑な方法が必要となる。

メールヘッダーの見方とそこからわかる情報
メールヘッダー

Received:
メールが配送されたルートを示すヘッダー。最も下にある部分が、接続元のIPアドレス(もしくはホスト名)を表している。送信者が接続しているプロバイダ名などがわかる。
送信者のIPがわかる

Message ID:
メールを送信したサーバー(SMTP)がメール1通1通に与える固有の番号。SMTPのサーバー名もわかるので、送信者が接続していたプロバイダ・会社・学校などがわかる。
IPと固有番号がわかる

X-User-Info:
Webメールでの送信者IPアドレスのデータ。「X-SenderIP:」などのヘッダーになる場合もある。Webメールを使ったとしても、送信者のIPアドレス(ホスト名)はわかるのだ。
WebメールでのIP表示

そのほかの
メールヘッダー
ヘッダーの意味
From: 差出人のメールアドレス。偽装できるので信用できない。
Reply-to: 返信先のアドレス。別のアドレスに返事が欲しい場合に利用。
X-Mailer: 送信者が使っているメールソフトとバージョンを表示。
Content-Type: 使っている文字コードと言語がわかる。

画面
Outlook Expressでメールヘッダーを表示するには、メールの一覧表示で見たいメールを選択して右クリックし「プロパティ」を選んで「詳細」のタブを押そう

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