調査リポート
» 2007年04月17日 14時15分 UPDATE

フリーペーパーの88%は読み捨て

リクルート発行の「L25」や漫画雑誌「コミック・ガンボ」など、話題のフリーペーパーが増えている。身近な存在となったフリーペーパーは、どこで手にとられ、どのように読まれているのか。

[土肥義則,Business Media 誠]

 Webマーケティングの情報サイト「Webマーケティングガイド」は、フリーペーパーに関する調査を実施し、その結果をまとめた。ここ数年、創刊ラッシュとなったフリーペーパー。様々なジャンルを取り上げ、1000から2000種類が発行されているという。今回の調査では、ユーザーがフリーペーパーを、どのように捉えているのかを探っている。

 インターネットの調査会社「マクロミル」が有するリサーチパネルの方法で、調査を実施。18歳から59歳までの男女、PCインタネットユーザー206人を対象とした。調査期間は4月4日から5日まで。

駅での入手が多く、手渡しも効果

 「フリーペーパーを手にとって読んだことがあるか」との質問に対し、全体の85%が「ある」と回答。「フリーペーパーを知らない」という回答が6.3%にとどまっていることからも、フリーペーパーの存在が身近であることが分かる。

 「フリーペーパーを手にとって読んだことがある」と答えた176人に、「フリーペーパーの入手経路」について質問した。結果は「駅」が51.7%、「コンビニ」(40.3%)、「街頭設置BOX」(37.5%)となった。

 無人の街頭BOXなどから無料で入手できるものの、「ポストイン」(31.3%)、「配り手から手渡し」も30%近くいた。駅などに設置するだけではなく、個別に配布する手法も有効と言えそうだ。

yd_2.gif フリーペーパーの入手先。駅やコンビニが目立つなか、手渡しも多い

 「読み終わったフリーペーパーの処分方法」については、「捨てる」との回答が88.6%。大半の人が「読み捨て」という状況のなかで、「回し読み」「保存」する人も10%以上いた。

 同社は「企業からの一方的な情報ではなく、ブログやSNSのような消費者の声から成り立っているフリーペーパーも登場する可能性がある」と指摘。フリーペーパーが消費者に与える影響はさらに大きくなっていくのではないだろうか、と推測している。

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