四元:この恋愛相関図を見て、なにか気づきませんか?
土肥:えーなんでしょうか?
四元:これも「3合時代」を表しているんですよ。モテない優等生とリーダーシップを除けば、似た性格の異性を好む傾向がありますよね。
土肥:なるほど。
四元:また否定されることが苦手だ……ということも「3合」の要素かもしれません。考え方が合っていれば、その人から否定されることは少ない。なので否定されるのは嫌だから、自分とよく似た人を選ぶ傾向があるのではないでしょうか。
逆にいえば、優等生の人は、他人を暗に否定しているのかもしれません。またリーダーシップーの人は他人を堂々と否定しているのかもしれません。「お前、こうしろ!」などと言われることを、嫌う人が多くなっているのでしょうね。
土肥:学生のときには優等生タイプはモテていたと思います。またリーダーシップを発揮するタイプも「オレについて来い」といった感じで、人気があるのではないでしょうか。
四元:「3高」の考え方が強い時代であれば、優等生とリーダーシップはモテていたと思っています。例えば、大学生時代に付き合っていた彼が優等生またはリーダーシップのタイプだとします。そして就職して、そろそろ結婚を考えた場合、女性は何を考えるのか。「3高」時代であれば、年収の高そうな人は誰? と考えがちなんですね。そうすれば優等生やリーダーシップのタイプが浮かんでくるんですよ。
土肥:ふーむ。四元さんの分析は興味深いのですが、笑えない人も多そうですね。
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