弁理士の仕事とは? 知財を学べばこんな未来が待っているK.I.T.虎ノ門大学院 教員と修了生の声(2/2 ページ)

» 2012年12月10日 10時00分 公開
[PR/Business Media 誠]
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知財業界で現在活躍している修了生の声

 本セミナーの最後には上條氏と橋本氏のほかに、K.I.T.を修了し、現在知財業界で活躍する丹羽麻里子さんと佐古めぐみさんの両名を加えたパネルディスカッションが行われた。

 丹羽さんはK.I.T.知的創造システム専攻の5期生であり、現在は株式会社インテレクトで主に特許の調査に関する仕事に携わる。彼女はK.I.T.に入学する前から特許や実用新案の調査業務に関わっていたものの、自身が直接かかわる業務だけに飽き足らず、知財業務全般についての知識とスキルを身に付けたいという思いから大学院の門を叩いた。ここで1年間学んだ内容は、現在の仕事に大いに役立っていると彼女は言う。

 「大企業には知財に関するさまざまな分野の専門家がいますが、中小企業では法務部が技術特許から商標・意匠に至るまで、すべての知財業務をカバーしています。そういう企業と仕事をする際、特許と実用新案しか知らないようでは通用しません。K.I.T.で知財全般の知識を取得できたことは、こうした場面で大いに役立っています」

K.I.T.を修了し、現在知財業界で活躍する丹羽麻里子さん(左)、「K.I.T.で得たスキルと人脈は今でも大きく役立っています」という佐古めぐみさん(右)

 一方、佐古さんは海外の大学を卒業後、帰国して就職した企業で著作権関連部門に配属された。その後ゲーム会社の法務・知財部に転職をしたが、著作権にとどまらず知財全般に関する知識を習得したいという思いから、K.I.T.知的創造システム専攻に7期生として入学。現在では別の会社で、コンテンツビジネスに携わる彼女にとって、K.I.T.は卒業した今でも仕事をする上での“支え”になっているという。

 「講義を通じて学んだ知識やスキルはもちろんですが、あらゆる業界のさまざまな立場で知財にかかわっている方々が集まって来るので、他では得難い人脈が形成できます。現在は、単独で遂行しなければならない業務がほとんどを占める環境の私にとって、K.I.T.で得たスキルと人脈は大きく役立っています」

 また2人とも知財業界は性別や経歴に関係なく、実力さえあれば正当に評価される点が魅力だと述べる。と同時に、今後は競争が激しくなることが予想されるので、知財業界へのキャリアチェンジの準備はなるべく早めに始めたほうが有利だとも指摘する。その意味でも一般社会人に広く門戸を開放しているK.I.T.は、知財業界への身近な入口を提供してくれる貴重な存在だといえそうだ。

 K.I.T.ではこうしたセミナーのほかにも、無料の個別相談サービスも提供している。本稿を読んで興味を持たれた方は、ぜひ一度気軽に相談してみてはいかがだろうか。

パネルディスカッションでは知財業界で現在活躍している修了生の声も聞くことができた(場所:K.I.T.虎ノ門キャンパス)
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提供:K.I.T.虎ノ門大学院
アイティメディア営業企画/制作:Business Media 誠 編集部/掲載内容有効期限:2013年1月20日