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ドコモ、2007年3月期決算は増収減益
NTTドコモが、2007年3月期の決算を発表した。売上高が前年比0.5%増の4兆7881億円、営業利益は前年比7.1%減の7735億円で増収減益となった。
NTTドコモは4月27日、2007年3月期の決算を発表した。売上高が前年度比0.5%増の4兆7881億円、営業利益は前年度比7.1%減の7735億円で増収減益となった。
売上高は前年度比で222億円増えたが、営業利益は同591億円減で、通期予想の8100億円を下回った。ドコモによれば、端末販売数の増加で販売奨励金のコストがかさんだことと、FOMAの販売比率が増えたため端末調達コストが増加したことなどが影響したという。
なお、ドコモの2006年度の純増シェアは30%。スタートダッシュで出遅れた感のある番号ポータビリティは、開始直後のシェア低下から回復基調にあるとしている。
また、3Gへの移行については順調だとし、2007年度末には4440万契約に到達する見込みで、8割以上がFOMAユーザーになると予測する。
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