JR東、6月1日からポイントサービスを開始
JR東日本は6月1日から、モバイルSuica、ビュースイカ会員向けにポイントサービスを開始する。イオン「WAONポイント」やジー・プラン「Gポイント」とも交換可能。
JR東日本は5月8日、「Suicaポイント」のサービスを6月1日から開始すると発表した。対象となるのは、モバイルSuicaとビュー・スイカ(提携カード含む)会員。「Suicaポイントクラブ」へ入会することで、ポイントサービスを利用できるようになる。
Suicaポイント加盟店でSuica電子マネーを利用するとポイントが付く
Suicaポイントは、「Suicaポイント」加盟店で、Suicaを使って買い物をすると自動的に付くポイント。電車に乗った場合にはポイントは付与されない。1ポイント=1円換算で、100ポイント以上で10ポイント単位で交換できる。
Suicaポイント加盟店は、サービス開始の6月1日時点で約3100店舗を予定している。駅ナカではecute品川やecute大宮、キオスク、NEWDAYS、駅の自動販売機など、Suicaが利用可能なほとんど店舗・施設でポイントが付く。駅の外の施設としては、JR系施設の施設(ホテルメトロポリタンやホテルメッツ、ジェクサー・フィットネスクラブなど)のほか、今回新しくSuica対応を発表した、紀伊国屋書店(新宿店・新宿南店)と紳士服のコナカ、また時間貸駐車場のタイムズ(約10カ所)も対象となっている。100円につき1ポイント付く店舗と200円で1ポイント付く店舗があり、詳細は以下の通り。
Suicaポイントが付くのは、決済をした翌日以降。ポイントの有効期間は、付与日から翌年度末までとなっている。また、ポイントは店頭・レシートでは確認できず、PCや携帯で「Suicaポイントクラブ」にアクセスして確認する。
SuicaポイントからSuica電子マネーへの交換も、Suicaポイントクラブで行う。モバイルSuicaユーザーは、ポイント交換を申請するとメールが届き、そこからすぐにポイントをSuica電子マネーに交換できる。ビュー・スイカカードの場合は、交換を申請した翌月の15日以降に、ビュー・サンクスポイントに合算される。ビュー・サンクスポイント400ポイント(=1000円分)ごとに、「VIEW ALTTE」でSuicaとしてチャージできる。
WAONポイントやGポイントとも交換可能
Suicaポイントは、JR東日本が運営する「えきねっとポイント」のほか、イオン「WAONポイント」やジー・プラン「Gポイント」とも交換可能。
JR東では5月21日からSuicaポイントの入会キャンペーンを行う。期間中に登録した1000名に2000Suicaポイントが当たるするというもの。また、外れなしで携帯用にペンギン待受画面をプレゼントする。キャンペーンは6月20日まで。ただし、イオンSuicaカード、スーパーICカード三菱東京UFJ-VISAユーザーのSuicaポイント会員登録は7月1日から。
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