消費者金融大手のアイフルは5月31日、貸出上限金利を引き下げると発表した。契約限度額に応じて上限金利を設定しており、10万円未満20.0%、10万円以上100万円未満18.0%、100万円以上15.0%としている。
新しい貸出金利の対象となるのは、2007年8月1日以降に新規で契約した顧客。既存客は「申し出に応じて総合的に判断する」(広報部)という。
改正貸金業法によって2010年までに貸出金利が20%以下になるため、前倒しで引き下げた格好だ。すでにアコムは貸出金利の引き下げを発表しており、6月18日以降の新規顧客を対象に12.0%〜18.0%の金利を適用する(5月16日の記事参照)。
消費者金融業界では金利引き下げの動きがあるが、収益確保のため与信審査を厳格化している。そのため貸出残高が減少傾向にある。
今回の引き下げについて同社では「業績に与える影響は軽微であり、業績予想に変更はありません」としている。
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