松井証券は6月15日、「日経225mini手数料値下げキャンペーン」を実施すると発表した。
手数料は通常1枚あたり105円(税込)だが、63円(税込)に引き下げ、業界最安値水準でシェア獲得を図っていくという。期間は7月2日から8月17日まで。
松井証券は2006年7月から日経225miniを扱っており、手数料無料キャンペーンで顧客の囲い込みを図った。その結果、委託個人取引において約43%のシェアを占めている(2007年1月〜5月)。同社では「手数料戦略が功を奏した」(マーケティング部)としている。
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個人投資家の市場離れが進み、他のネット証券と同様に減収減益を避けられなかった。なかでも手数料の引き下げ競争に巻き込まれ、シェアを獲得できなかったことが響いた。
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