ホンダ、「Honda環境年次レポート2007」を発行
工場で排出するCO2を減らし、燃費の良いクルマを作る――2010年の環境負荷低減目標に向け、ホンダの取り組みは着々と進んでいるようだ。
本田技研工業は6月26日、2006年度の環境保全取り組み実績と2007年度の目標をまとめた環境報告書「Honda環境年次レポート2007」を発行した。1992年に定めた「Honda環境宣言」のもとに取り組んでいる環境保全活動の目標と実績を年度ごとに報告するもので、1998年度より毎年発行しており、今年で第10号となる。
2006年度の主な実績としては、「2010年世界CO2低減目標」に対する2006年度の進捗状況や、低排出ガス車の拡大が挙げられている。
CO2の排出については、工場で製品を生産する際にCO2排出を減らすことと、ユーザーが製品を使用するときに排出するCO2を減らすために燃費のよい製品を作ることの両面で進めている。例えば同社の生産するクルマやバイクでは、g/km当りで比較した場合、2000年度に比べて10%のCO2排出量の削減を目指しているが、2006年度実績で、クルマは6.0%、バイクは13.2%低減している。
また、2005年の排出ガス基準に対して、排出ガスが75%レベル低減したクルマは「★★★★低排出車」、50%レベル低減したクルマは「★★★低排出車」の認定を取ることができる。同社では2006年度に、★★★★低排出車と★★★低排出車を合わせて7機種15型式で取得し、2007年3月時点で認定を取得している機種は、合計26機種58形式となった。
Honda環境年次レポートは同社のWebで公開されており、ダウンロード可能。英語版は9月上旬発行を予定している(参照リンク)。
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