夏のボーナスの使い道、「PC購入」を上回ったものとは……
ネットマイルによれば夏のボーナスの平均は58.7万円、IT関連企業は平均をわずかに上回ったようだ。また50代以上の管理職は、自負しているものがある。それは……。
夏のボーナスの使い道は「預貯金」が最も多く35.8%、「株式購入、投資」と回答した人は11.7%であることが分かった。ボーナスの平均額は58.7万円で、業種別で最も多かったのは「金融・証券業」で平均96.1万円、「IT、情報サービス業」は60.5万円と、平均をわずかに上回った。
調査会社のネットマイルは、「夏のボーナスについて」アンケートを実施した。対象となったのは会社経営者や正社員、派遣社員などで、ボーナスを受け取った800人がインターネットで回答。調査期間は7月6日から7月9日まで。
昨年のボーナスより多かったのは「製造業」と「IT・情報サービス業」
「今年の夏のボーナスは昨年と比べどうですか」という質問には、約半数の人が「変わらない」という結果だった。「多い」と「やや多い」を合わせると26.2%、「少ない」と「やや少ない」が25.8%で、増えた人と減った人がほぼ同数いるようだ。業種別では、やや多いを含め「多い」と回答した人は「製造業」が最も多く、次いで「IT・情報サービス業」だった。一方、やや少ないを含め「少ない」と回答した人は「小売・飲食・卸売業」が多く、次いで「公務員」だった。
ボーナスの使い道では「預貯金」(35.8%)が最も多く、次いで「旅行」(31.3%)、「洋服」(18.2%)、「ローンなどの返済」(18.0%)。「株式購入、投資」(11.7%)は10項目の中で5番目で、PC購入(10.4%)より多かった。
実績を自負するのは50代以上の管理職
会社での実績が賞与に反映されていない、といった不満はよくあるケース。自分は他の人より貢献している、と回答したのは「管理職」が最も多かった。次いで「派遣社員・契約社員・嘱託」で、「正社員」を上回った。同社では「派遣社員の方が正社員よりも、会社に貢献している自負を持つ人が多くいるようだ」と分析している。
「他の人よりかなり貢献している」と回答した人を年代別で見ると、50代以上が最も多く、次いで40代、30代、20代と年代が上がるほど、会社に貢献していると自負しているようだ。
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