オンラインを利用する13歳から17歳の若者の38%は、環境問題に関心を持っている――米調査会社JupiterResearchが7月30日、調査結果を発表した。同社によると、こうした「グリーンティーンズ」の中でも熱心な層は15%に達するという。
グリーンティーンズは活動的で影響力を持ち、オンラインメディアやコミュニケーションにも精通しているため、オンラインマーケティングにも高い反応を示すという。グリーンティーンズのメディア関連の行動は一般の10代と共通している部分が多いが、オンライン活動はより活発で、オンラインでのコミュニケーションもより頻繁に行っているという調査結果が出た。
グリーンティーンズの場合、過去12カ月間にオンライン広告で目にした商品を、実店舗で購入したことがあるという回答は29%、オンラインで購入したことがあるとの回答は19%だった。一方、オンラインを利用するティーン全体では、この割合はそれぞれ22%、13%となっている。
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