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携帯プレーヤー、ビデオ再生可能機種が主流に――米調査
2009年には、ビデオ再生が可能なメディアプレーヤーが、オーディオ再生のみのMP3プレーヤー売り上げを追い抜く見通しという。
ブロードバンド接続の普及、低価格化、オンラインで販売されるオーディオビデオ・コンテンツの充実により、MP3プレーヤーとビデオ再生が可能なポータブルメディアプレーヤー(PMP)の売り上げは、今後5年間も堅調に推移する見通しだ。調査会社米In-Statが8月27日、報告した。
現時点では、どちらのプレーヤーの購入理由もオーディオ再生が主体となっている。PMPの主な購入理由を「ビデオ再生機能」と答えたのは11%のみだったという。しかしIn-Statは、2008年末までにPMPがMP3プレーヤーを出荷台数で上回ると予測している。
今回調査に回答した米消費者2408人中、MP3プレーヤーまたはPMPを所有しているのは52%だった。
同社によると、MP3プレーヤーとPMPを合わせた世界全体での出荷台数は、2006年の1億8200万台から、2011年には2億7500万台に達する見込み。また音楽再生機能つき携帯電話が、すぐにPMPやMP3プレーヤーに置き換わることはないものの、オーディオ再生機能のみの安価なMP3プレーヤーを求める消費者が、携帯電話に流れる可能性はあるとしている。
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