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小田急、子供がPASMOで改札を通過すると親に通知するサービス
小田急電鉄は、PASMOでの自動改札機通過を保護者の携帯電話にメールで知らせる「小田急あんしんグーパスIC」を発表した。12月12日より開始する。
小田急電鉄は11月29日、小・中学生が「PASMO」を使って同社線の自動改札機を通過すると、保護者の携帯電話にメールで通過情報を配信するサービス「小田急あんしんグーパスIC」を、2007年12月12日に開始すると発表した。申込み受付は12月5日から。
磁気式定期券での配信サービスは2009年3月末で終了
小田急あんしんグーパスICは、事前に会員登録を行うと、子どもが自動改札機を通過した際、名前、日時、通過駅名および入場・出場情報を保護者に配信するサービス。同社は2007年4月より、磁気式定期券を使用している小学生を対象に、同様の情報配信サービスを提供しており、今回サービス内容を拡充することになった。なお、小田急あんしんグーパスICの導入に伴い、磁気式定期券での配信サービスは2009年3月末で終了する予定だ。
小田急あんしんグーパスICの利用料金は月額525円(税込)。同社発行のOPクレジットカードを使用する場合は、月額315円で利用できる。2008年3月31日までは、お試し期間として無料でサービスを提供する。
なお関西エリアでは先行して、IC乗車券「PiTaPa」を使った同様のサービス「PiTaPaグーパス」が提供されている(別記事参照)。
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