三井不動産は1月17日、都市型の商業施設「ギンザ・グラッセ(GINZA GLASSE)」を、4月23日にオープンすると発表した。ギンザ・グラッセのコンセプトは「Cute & Brilliant(キュート・アンド・ブリリアント)」で、「ファッションアパレル」「飲食」「サービス」の14店舗で構成されている。
ファッションアパレルではイタリアのブランド「DIESEL(ディーゼル)」が出店し、国内の旗艦店舗となる。このほか「資生堂 サロン&スパ 銀座」、和風フランス料理「仏蘭西料理 みつ和 GINZA」、盛岡冷麺の「ぴょんぴょん舎 銀河(ウナ)」などが出店する。
銀座に買い物に来た女性をターゲットに、「男性を含め幅広い年代の方にも受け入れられる店舗を誘致した」(三井不動産)という。
場所は西銀座通り(外堀通り)沿いの数奇屋交差点近く。周辺には2007年に「プランタン銀座」がリニューアルオープンしたほか、「マロニエゲート」「有楽町イトシア」など、商業施設の出店が相次いでいる。
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