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ICT活用スコア、首位は米国――日本は3位

各国の情報通信技術の活用度を評価した「成績表」で、首位は米国、日本は3位だった。

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 情報通信技術(ICT)の普及が最も進んでいる米国でも、その技術を十分には使いこなしていない――。ロンドンビジネススクールのレナード・ウェイバーマン教授と、コンサルティング会社の米LECGは1月30日、各国の情報通信技術(ICT)インフラや活用状況を評価した「Connectivity Scorecard」をまとめた。この調査はNokia Siemens Networksの依頼で実施されたもの。

 Connectivity Scorecardは、政府、企業、消費者が、ネットワークや携帯電話といったコネクティビティ技術を社会や経済の発展にどれだけ活用できているかを評価したもの。各技術について、政府、企業、消費者というそれぞれの観点で行った評価結果をまとめている。

 世界経済フォーラム(WEF)が「innovation driven economies」と定義した16カ国のうち、最高得点を獲得したのは米国だった。しかしその米国でも10点満点中、6.97点。企業でのスコアは高いものの、ブロードバンド接続の浸透が遅れているため、消費者インフラのスコアが低かったことによるという。2位はスウェーデン(6.83)、3位は日本(6.80)、4位カナダ(6.50)、5位はフィンランドと英国(6.10)だった。

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