「アサヒスタイルフリー」や「麒麟ZERO」「ゼロナマ」など、ビール各社は糖質ゼロをうたった新商品を続々と発売している。激しい競争を繰り広げている発泡酒市場だが、自分に合っていると思う発泡酒ブランドを聞いたところ、全世代で「麒麟淡麗(生)」がトップ。2位には30代以外の世代で「アサヒ本生」、30代では「淡麗グリーンラベル」となった。
C-NEWS編集部は発泡酒のブランドについて調査を実施した。インターネットを使った調査で、ビール系飲料を週1回以上飲む20歳以上の400人が回答。調査期間は1月24日から1月25日まで。
CMの印象が強いのは「淡麗グリーンラベル」「アサヒ本生」
飲みごたえがあると思う発泡酒を聞いたところ、「麒麟淡麗(生)」が35%でトップ、次いで「アサヒ本生」が26%、「北海道生絞り」が15%という結果となった。今後も飲みたい発泡酒でも「麒麟淡麗(生)」が1位で、「アサヒ本生」「淡麗グリーンラベル」が続いた。
CMや広告で印象が残っている発泡酒は、20〜40歳代で「淡麗グリーンラベル」が1位。8時だヨ! 全員集合のオープニングマーチが流れるCMは、タレントの志村けんさんなどを起用している。50代の1位は「アサヒ本生」で、CMにはSMAPの香取慎吾さんが登場している。
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