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通勤でいらつく米ドライバーの実態が浮き彫りに――IBM調査
自動車での通勤者が多い米都市部では、昨今のガソリン価格高騰もあいまって、ストレスを募らせる人が増えているようだ。
米IBMは5月30日、米国の主要10都市在住の自動車通勤者4000人を対象に実施した「IBM Commuter Pain Survey」を発表した。同調査は道路渋滞や、値上がりを続けるガソリン価格、公害などについての意識を調査したもの。
今回の調査から、ガソリン価格が1ガロン当たり4ドル50セントに達したら、ほかの交通手段を検討する人が大多数を占めることが判明。「運転するかどうか検討する」という回答が、ガソリン価格が4ドルでは25%だが、4ドル50セントになると46%に上昇した。
通勤渋滞にストレスを感じている人も多く、45%がストレスの増大を、28%がいらだちを感じていると回答。睡眠不足を訴える人も12%に上った。過去3年間で交通渋滞が悪化しているとの回答は63%で、24%はひどく悪化していると答えた。
30%は在宅勤務を希望。過去3年間で、交通渋滞があまりにもひどいために通勤をあきらめ、途中で自宅へ戻ったことがあるという回答が27%に上った。特にマイアミは33%、ロサンゼルスは32%と数字が高かった。また調査前月に交通渋滞を懸念してドライブを取りやめた人が35%いた。
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