手軽さがウリのファストフード。店の呼び名も手軽に略す人が多いが、地域によって略し方に違いはあるのだろうか。
ファストフード5社(モスバーガー、ロッテリア、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナツ)について、普段使っている略称を聞いたところ、マクドナルドは「マック」と略する人が69.1%、「マクド」が26.2%、ケンタッキーフライドチキンは「ケンタッキー」が50.1%、「ケンタ」が38.4%、ミスタードーナツは「ミスド」が89.2%を占めていることが、アイシェアの調べで分かった。
一方でロッテリアについては、「略さない」と回答した人が95.8%に達し、ほかの名称や略さずに使用している人はほとんどいなかった。モスバーガーについては「略さない」という人が18.7%だったが、「モス」が78.9%と8割近くの人がこの略称を使っているようだ。
インターネットを使った調査で、427人(男性57.1%、女性42.9%)が回答した。調査期間は6月27日から6月30日まで。
地域によってファストフードの呼び方に違い
地域によってファストフードの呼び方に違いはあるのだろうか。マクドナルドの場合、東日本では84.4%が「マック」だったが、西日本での「マック」使用率は41.6%。逆に「マクド」は西日本で52.3%と半数を超えたが、東日本では11.8%にとどまった。
ケンタッキーフライドチキンについては、「ケンタ」と呼ぶ人が東日本では47.5%だったが、西日本では20.8%。西日本では「ケンタッキー」が67.1%だが、東日本では41.1%と違いが見られた。またミスタードーナツとモスバーガーについては、東西で大きな差はなく、「ミスド」と「モス」の略称が全国区になっているようだ。
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