京浜急行電鉄は8月25日、9月1日から同電鉄の定期券を持つ人が沿線の駐車場を割引価格で利用できる「パーク&ライドキャンペーン」を始めると発表した。ガソリン価格の高騰がクルマ通勤者の懐に響いているが、「駅付近の駐車場料金を割引することで、『駅まで車、駅から電車』という環境にも優しい通勤スタイルをPRする」(京浜急行電鉄)という。
割引を適用するのは、京浜急行電鉄グループの京急ビルマネジメントが経営する駐車場64カ所で約2500台分。
駐車場を契約中もしくは2009年3月31日までに契約し、京浜急行電鉄発行の定期券を持つ人を対象としている。基本的に料金は10%引きで、1500CC以下の小型排気量車だと12%引き、ハイブリッド車なら15%引きになる。定期券の区間内の駐車場であることが条件で、バイクはキャンペーンの対象外。
関連記事
- “クルマ離れ”の若者にアピールする自動車ビジネスとは?
「クルマ? 持ってないよ」という若者が増えている。高性能車や高級車があこがれの対象ではなくなった若い世代のクルマ利用を促進するには――自動車メーカーには新しいビジネスモデルが求められている。 - PASMOで割引になるコインパーキング――首都圏でパーク&ライド開始
駅まではクルマで、そこから先は電車で……都市部の渋滞を解消し、環境汚染を防ぐ「パーク&ライドサービス」が首都圏でもスタートした。割引額は200円。第1号の埼玉県幸手駅前駐車場のようすを動画でお伝えしよう。 - 「タイムズ」に停めてPiTaPaで地下鉄に乗ると割引――大阪で実証実験
パーク24が運営する時間貸駐車場「タイムズ」と、大阪市交通局が発行する非接触IC乗車券「OSAKA PiTaPa」を使った“パーク&ライド”の実証実験が始まった。クルマと公共交通の連携にFeliCaを使おうという、新しい試みだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.