住友生命保険相互会社は12月11日、四字熟語をもじったり、オリジナルの四字熟語を創作し、1年の世相を振り返る「創作四字熟語」を発表した。優秀作品には、北京五輪の女子ソフトボールの活躍にちなんだ「好投夢繋(こうとうむけい」など10編が選ばれた。
このほかの優秀作品には、長寿医療制度という愛称もむなしく不評な「苦労長寿(くろうちょうじゅ)」、世界の株安で株式に投じた資金が目減りして逃げていくことにちなみに「株式逃資(かぶしきとうし)」、金融不安、円高、物価上昇など景気が一段と悪化したことから「暗増景気(クリスマスケーキ)」などが挙げられている。
創作四字熟語は今年で19回目を迎え、全国から9041作品が寄せられた。政治、経済、社会などさまざまなジャンルをテーマに優秀作品のほか、入選作品40編が発表された。審査員の俵万智さんは優秀作品に選ばれた「苦労長寿」について、「病院はあれども医者は足りず、長生きすれども労(いたず)られず……皮肉な世の中だ」とコメントしている。
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