帰省や旅行などで、家を空けがちになる年末年始。空き巣などに入られないよう、防犯対策をしている人はどれだけいるのだろうか。
アリババの調査によると、世帯年収800万円以上の人で防犯グッズを利用しているのは39.3%。集合住宅に住んでいる人(34.0%)より一戸建てに住んでいる人(42.3%)の方が利用している比率が高かった。
具体的にどんな防犯グッズを利用しているのだろうか。防犯グッズを利用している人にその詳細を聞くと、「補助鍵を付けている」(一戸建て62.2%、集合住宅75.0%)、「センサーライトを設置している」(一戸建て50.0%、集合住宅13.9%)、「カメラ付きドアホンを設置している」(一戸建て37.8%、集合住宅36.1%)、「玄関のドアや窓に防犯アラームを付けている」(一戸建て20.7%、集合住宅19.4%)などの対策が挙がった。
今後どんな防犯グッズを導入したいと思っているのだろうか。防犯グッズを利用している人では「防犯窓(強化ガラス)」が34.7%でトップ。以下、「防犯フィルム」(29.7%)、「センサーアラーム」(27.1%)、「防犯カメラ(本物)」(25.4%)が続いた。
防犯グッズを利用していない人では「補助鍵」が35.7%でトップ。以下、「カメラ付きドアホン」(25.3%)、「センサーライト」(24.2%)、「防犯窓(強化ガラス)」(20.3%)、「防犯アラーム」(19.2%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は20代〜50代で世帯年収800万円以上の男女300人。調査時期は11月25日から26日。
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