花畑牧場の生キャラメルや糖質ゼロの飲料などが話題を集めた2008年。ほかにもさまざまな食品が登場しているが、日本人の味の好みはどう変わっているのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、この2年ほどで味の好みがどのように変わったのかを聞いたところ、「強い味を好むようになった(以前より強い味を好むようになった+以前よりやや強い味を好むようになった)」が「弱い味を好むようになった(以前より弱い味を好むようになった+以前よりやや弱い味を好むようになった)」を上回ったのは「酸味」と「旨味」の2つだけ。一方「油味」は「弱い味を好むようになった」という人が多いことが、C-NEWS編集部の調査で分かった。この結果について同編集部は「健康志向の強まりなどが影響している」と分析している。
個別の料理についてはどうなのだろうか。ここ2〜3年で食べる頻度が変わった料理を聞くと、「増えた」料理として挙がったのは「うどん」(32%)、「お茶類」(31%)、「魚料理」(30%)などの和食。逆に「減った」料理として挙がったのは「ステーキ」(44%)、「ピザ」(43%)、「ハンバーガー」(40%)のような油っこい洋食。C-NEWS編集部では「“和高洋低”の傾向がはっきり出ている」としている。
インターネットによる調査で、対象は食に興味のある男女300人(男性150人、女性150人)。調査期間は12月5日から6日。
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