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東洋一のショッピングモール「イオンレイクタウン」に行ってきた大出裕之の「まちと住まいにまつわるコラム」(2/3 ページ)

2008年に開業した“東洋一”のショッピングモール「イオンレイクタウン」。越谷レイクタウンというニュータウン造成事業の一環として建設された商業施設なのだが、どんな建物なのだろうか。

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話題のセグウェイは見つからず

 住環境を選ぶ上で、商業施設の存在は欠かすことのできない要素だ。「徒歩圏、電車圏、自動車圏、どのくらいの距離で買い物や遊びに行けるか」「その商業施設が魅力的かそうでないか」ということはほとんどの人が気にすることだろう。


超広い屋上駐車場、平野のど真ん中であることを体感できる

 イオンレイクタウンは、その巨大さゆえにオープン前からメディアの注目を集め、華々しく報道されてきた。取材に行ったのは、オープン3カ月後の2009年1月。実際にどのように営業されているのかをユーザー視点で調べてみた。

 最初に探したのは、警備員が乗って構内を巡回するということで話題となったセグウェイ。しかし、残念ながら写真は撮れず……。約5時間滞在して全てのフロアを歩いたのだが、セグウェイには出会えなかった。ただ店内がかなり混雑しているので、セグウェイが通路を通ると歩行者の邪魔になる。もしかすると、そういう理由から稼働を減らしているのかもしれない。


イオンレイクタウンの2つのショッピングモール、kazeとmoriを結ぶセンターブリッジ

 気を取り直してもう1つのウリの「エコ」に注目。そこかしこに省エネルギーを実践する設備を導入している。屋外の設備には太陽光パネルがあったり、壁面緑化も行われていたり、エスカレーターもエコ運転をしていたりする。

巨大ソーラーパネル。合計面積は国内商業施設最大の4000平方メートルで年間約41万キロワット時間の太陽光発電を行う。これにより削減されるCO2排出量は年間約175トン(左)、「苔タイル」を使用した壁面緑化(右)

電気自動車&電気バイクの充電ステーション(左)、エスカレーターもエコ運転(右)

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