“2009年の漢字一文字” 予想は?
最近「生活が厳しくなった」と感じている人はどのくらいいるのだろうか? ユーキャンの調査によると、8割の人が「厳しい」と回答。その理由として、「収入の減少」や「物価高」などが目立った。
深刻化する景気後退の中で、「不安だから資格を取得しよう」と考えている人もいるはず。自己防衛のために資格を取ったり、技能を身につけたりしたいですか、と聞いたところ「はい」と答えた人は42.6%であることが、ユーキャンの調査で分かった。年代別で見ると、20代、30代、40代においては半数以上の人が「はい」と答えるなど、資格取得に前向きな姿勢がうかがえた。
資格取得や技能を身につけたいという人に、1カ月当たりどのくらいの費用をかけますか、と尋ねると、全体の平均額は1万282円。年代別で見ると、20代が最も多く1万6290円、次いで30代が1万992円となった。
またどのような資格を取ったり、技能をつけたいですか、と聞いたところ「TOEIC」が20.7%でトップ、次いで「行政書士」(19.2%)、「ファイナンシャルプランナー」(16.4%)、「医療事務」(15.0%)、「簿記」(14.1%)と続いた。
インターネットによる調査で、20代から60代の男女500人が回答した。調査期間は12月8日から12月14日まで。
今年の漢字、予想は「乱」
「冬のボーナスの支給額が減少した」という人も多いようだが、生活が厳しくなったという人はどのくらいいるのだろうか。「生活が厳しくなった」と回答した人は80.2%、年代別で見ると、50代と60代で9割以上の人が「厳しくなった」と感じているようだ。
生活が厳しくなったという人に、その理由を聞いたところ「収入の減少、伸び悩み」が32.2%、「物価高(生活用品など)」(31.4%)、「株価の下落」(14.7%)という結果に。
全員に「2009年はどのような年になると思いますか? (漢字一字で)」と尋ねると、「乱」が最も多く7.0%、以下「忍」(6.4%)、「苦」(5.2%)、「耐」(4.4%)、「暗」(3.8%)と続いた。「2008年を予想した漢字でも『乱』は1位だった。依然として政治や経済、社会情勢に対する不安な思いが目立つ結果となった」(ユーキャン)
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