会社の状況は“いまいち”? 「組織に活力がある」――20.6%
ビジネスパーソンは現在勤めている会社について、どのように感じているのだろうか? ネットマイルの調査によると、「年齢や地位に関わらず、自由に発言できる」は42.8%に達した。
現在勤めている会社の状況について、ビジネスパーソンはどのように感じているのだろうか? ネットマイルでは「社員であることに誇りを感じているか?」など、9項目について質問。その結果、“そう思う”の回答が最も多かったのは「年齢や地位に関わらず、誰もが自由に発言できる雰囲気がある」で42.8%、次いで「社員であることに誇りを感じている」(32.6%)、「高い目標を掲げて、達成していこうとする意欲がある」(31.8%)、「社員は魅力的な人が多い」(30.7%)という結果となった。
逆に“そう思う”が最も少なかったのは「組織全体に活力がみなぎっている」で20.6%。「全体的に“そう思う”の回答率は2割〜4割程度と低めであり、会社の状況についてどちらかといえばネガティブにとらえている人が多い」(ネットマイル)としている。
インターネットによる調査で、会社(自営業を除く)で働いている4135人(男性70.5%、女性29.5%)が回答した。調査期間は2008年11月7日から11月17日まで。
「誰もが自由に発言できる雰囲気」を感じているのは、従業員数「10人以下」
「年齢や地位に関わらず、誰もが自由に発言できる雰囲気がある」について、“そう思う”の回答率が高かったのは、従業員数「10人未満」で58.2%、次いで「10人〜50人」(46.0%)。一方、“そう思わない”の回答率が高かったのは「50人〜100人」で32.6%、次いで「500人〜1000人」(30.9%)、「100人〜500人」(30.5%)と続いた。従業員規模が小さい会社に勤めている人ほど、誰もが自由に発言できる雰囲気があるようだ。
“そう思う”が最も少なかった「組織全体に活力がみなぎっている」について、最も多かったのは従業員数「1000人以上」で23.8%、次いで「10人未満」で22.3%。逆に“そう思わない”の回答率が多かったのは「50人〜100人」(47.0%)、「10人〜50人」(43.8%)だった。
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