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賃貸VS.購入はどちらが幸せ?――住空間の満足度で比較する1-6.住まいの選択、完全理解!(2/3 ページ)

「賃貸」と「購入」、ここではマンションタイプを例に取り、住空間の満足度を比べてみましょう。何といっても購入は「マイホーム」という満足感が大きいですが、最近の賃貸はプラン・設備が向上し、永住してもいいかなと思えるような優良物件も増えているようです。

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HOME'S

大型物件ならではの環境と設備なら「購入」がリード

 購入はやはり「マイホームを持った」という心理的な満足度が賃貸よりも高いのは確かです。さらに分譲マンションの住空間という場合は、大規模開発のスケールメリットを生かして、環境や設備でほかでは実現できない充実した内容を手に入れることもできます。複数の棟で囲まれた中庭部分に自然豊かな敷地内公園が造営されたり、最上階に庭園を設けたり。キッズルームやゲスト用宿泊施設などを設置したマンションも増えていますね。

 スケールメリットは、生活環境だけでなく安全性の面でも生かされています。免震構造、制震構造の装置を備えたマンションは、やはり大規模地震に対する安全性の面でも優れていますし、賃貸ではなかなか望むことができない分譲ならではの物件です。こういったことにより、住空間の満足度が高められています。

 エコロジーの面でも、太陽光発電設備を備えたり、カーシェアリングのシステムをあらかじめ用意してあったり、電気自動車対応の駐車スペースが用意されているマンションも出てきていて、この点でも現状は賃貸を一歩リードしているようです。

 さらに、市場の環境も、今は購入に有利といえないでもない状況です。新築マンションの大幅値引き、住宅ローンの低金利、政府が発表した過去最大の住宅ローン減税(予定)など、一般的には「購入したい」「購入にこだわる」なら今は1つのチャンス、といえる状況なのです。

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