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新築VS.中古はどちらが幸せ?――住空間の満足度で比較する4-6.住まいの選択、完全理解!(1/3 ページ)

住空間としての満足度で「新築」と「中古」を比較すると、快適性はやはり便利な設備や健康に配慮した素材にこだわった新築に軍配が上がります。一方、中古には多少の傷や汚れは気にせず暮らせ、思い切ったリフォームもしやすく、気ままに付き合えるメリットがあります。

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HOME'S

「住まいの選択、完全理解!」とは?

人の暮らしに欠かせない「衣食住」の中の1つ、「住まい」。人のライフスタイルが様々になったように、住居形態や住み方にもたくさんの選択肢が増えました。でも、あなたは自分に本当に合う住居スタイルをすぐにイメージできますか?  本連載では、住まい選びをする際のお手伝いとなるポイントをまとめていきます。

※本記事はHOME'S CLUBが執筆しています。本記事のテーマに関連するさまざまな調査結果や、住まいにまつわる一般の声についてはHOME'S CLUBの「住まいの選択、完全理解!」で読むことができます。


 一戸建て、マンションともにいえることですが、住宅設備の進歩は日進月歩の勢いで、新しい物件ほど便利で快適な設備が整っているといっても言い過ぎではありません。最近の傾向で目立つのは、バスルームの充実ぶり。ミストサウナやジェットバス、浴室テレビ、オーディオなどを完備して、まるでリゾートホテルのような快適空間になってきています。

 居室の方はといえば、壁紙の接着剤にシックハウス症候群を引き起こすVOC(揮発性有機化合物)を含まないのは当たり前。2000年度から施行されている「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいた住宅性能表示制度でも、「空気環境に関すること」としてシックハウスに関する評価を加えています。この制度は国土交通省から指定された第三者機関がチェックするもの。室内空気中の特定測定物質の濃度等の測定結果についても選択表示事項として表示できます。建築段階で住宅を選択する目安の1つにもなるでしょう。

 また、珪藻土や漆喰、天然木などの健康に優しく気分を和らげてくれる自然素材を多用した物件も一般的になっています。エコブームの中、そうしたこだわりを持つ人が増えているためで、逆にいうとこの辺が弱い新築物件は、将来的な価値を考えると「?」マークが付いてしまう、といえるかも知れませんね。

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