本日の注目銘柄
売られすぎ銘柄の底堅さに期待
日本ゼオン(4205) 515 ▼ 12
証明用の有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネルの輝度を約4割高められる光学フィルムを開発。輝度を出すために必要な電流を減らせるため、低消費電力で長寿命の照明が可能になる。
パナソニック(6752) 285 ▼ 1
長寿命アルカリ乾電池の世界販売を拡大する。安価なマンガン乾電池から長寿命のアルカリ乾電池へ需要がシフトしていることに対応、高性能品を本格投入して乾電池で世界首位を目指す。
日本郵船
インド・中国の港湾で自動車を船舶に積み下ろしする専用ターミナルを新増設する。世界同時不況の影響もあり、足元の自動車の荷動きは鈍いが、同社は将来両国が世界の輸出基地になると見て拠点整備を進める。
第一三共
遺伝子関連技術を開発する独社と遺伝子改変技術のライセンス契約を結んだ。病気の原因や薬剤の効果などの研究に独社の独自技術を導入し、研究活動の効率化を狙う。同社の技術を活用すれば大きな遺伝子でも改変が可能な上、遺伝子部位に関係なく改変できる。
住生活G(5938) 1050 △ 10
電気自動車対応の注文住宅を本格販売する。車に充電できる200ボルトの屋外コンセントを駐車場に標準装備する。三菱自動車(7211)が発売する電気自動車の場合、7時間でフル充電できる。
クボタ(6326) 2980 ▼ 60
エチレンプラントの熱分解炉などに使う鋳鋼管の工場をサウジアラビアに建設する。クボタが中東に進出するのは初めてだが、中東各国は石油化学産業の育成に力を入れており、プラント向けの配管需要が伸びると判断した。鋳鋼管の販売で世界首位を狙う。
外国人売買動向(外資系11社ベース)
売り 1660万株
買い 1400万株
(金額ベースも売り越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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