薄毛で得をしたこと、損をしたこと――薄毛で悩む男性のホンネ
日常生活の中で、薄毛が気になる瞬間とはどんなときなのだろうか。毛髪クリニックグループ21の調査によると、「鏡を見たとき」「シャワーを浴び、浴室の排水溝に詰まる抜け毛を見たとき」などが多かった。
初めて「薄毛」を意識したのはどんなことがきっかけですか? 毛髪クリニックグループ21の調査によると、「鏡を見たとき」(87人)が最も多く、「風呂上りに鏡を見たら、地肌が透けて見えた」「鏡で後ろ姿を見たとき」など、ふとした瞬間に薄毛を意識した人が多いようだ。このほか「他人に指摘された」(80人)、「抜け毛が増えた」(59人)といった人が目立った。
また薄毛が気になる瞬間について聞いたところ、「鏡を見たとき」(78.3%)が最も多かった。次いで「シャワーを浴びたとき、浴室の排水溝に詰まる抜け毛を見たとき」(36.4%)、「寝起きに枕に落ちた抜け毛をみたとき」(21.5%)など、気になる瞬間は日常生活の中にあるという人が多いようだ。
薄毛に悩む20代〜50代の男性500人が回答した。調査期間は3月16日〜19日まで。
薄毛で「得をしたことがある」4.3%
自分が薄毛であることを指摘されて、「嫌だな」と感じる人は誰だろうか。最も多かったのは「妻・恋人」で23.4%、このほか「職場の女性」は上司と部下・後輩を合わせて11.1%。「それ以外の女性」と答えた人は17.8%と、とにかく「女性」に指摘されるのが嫌、と感じている人が目立った。
一方、薄毛を指摘されても気にならない人を聞いたところ「妻・恋人」が最も多く34.9%。身近な存在だけに、人によって感じ方が分かれるようだ。また全体の27.9%は「気にならない」と答えたのが、「薄毛の男性」だった。「同じ悩みを持つ者同士、髪のことを話題にしやすいのかもしれない」(毛髪クリニックグループ21)
薄毛で「得をしたことがある」という人はどのくらいいるのだろうか。「得をしたことがある」という人は4.3%にとどまったが、その理由を聞いたところ「床屋代、シャンプー代がかからず経済的」「年長者として大切に扱われる」「自ら笑いのネタにして、話が膨らむ」「初対面の人にも親近感をもたれる」といった声があった。
また「損をしたことがある」という人は28.9%。その理由は「実年齢より老けて見える」「好みの髪型に挑戦できない」「女性にもてない」などの意見があった。
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