肌エリアに合わせてモード切替が可能に――ブラウン「シリーズ7」の実力:ビジネスパーソンの身だしなみ特集(2/2 ページ)
電気シェーバーを使っていて「深くそることができない」といった経験はないだろうか。そんな男性陣の不満を解消するために、ブラウンは電気シェーバー「シリーズ7」を開発。肌の部分に合わせて深ぞりができる、3段階モードを搭載したシリーズ7を試してみた。
“進化”を続ける電気シェーバー
シリーズ7は従来機と比べ“より深くそる”ということにこだわっているが、そもそもブラウンではどのような電気シェーバーを開発してきたのだろうか。ブラウンの歴史を振り返ると、初代電気シェーバーは1950年に開発された「S50」という機種だ。60年ほど前にさかのぼるが、「ヒゲを切る構造は、初代S50とシリーズ7では大きく変わっていない」(同)
1962年には「Sixtant」を開発。この機種では網目を六角形にしたものを採用し、よりヒゲを取り込みやすくした。1979年の「Micron Plus」では持ちやすさを追求するため、手で持つ部分をプラスチックからラバー製に。そして1990年、ヘッドがタテに動く「Flex Control」が販売された。これまでヘッドは固定されていたが、このFlex Controlによりヘッドと肌がより密着するものとなった。その後、2003年の「Activator」では5×5の25パターンの網目を導入し、「さまざまな方向に生えているヒゲを取り込むことを可能にした」(同)
“進化”を続ける電気シェーバーであるが、上手にヒゲをそる方法はあるのだろうか。「ヘッドと肌の角度を90度にすれば、きれいにそることができます。あとは毛の流れに逆らってそることと、顔を洗顔する前にそってください。電気シェーバーはハサミのような構造なので、肌が乾いた状態でそった方がより深くそれます」(同)
「自分はヒゲが濃いので電気シェーバーを使わず、カミソリでそっている」という人も多いのではないだろうか。同社によると、カミソリで丁寧にそりたい人、朝の忙しい時間に簡便にそりたい人、住み分けができているという。また平日は電気シェーバーを使って、休日にはカミソリでそるという人も多いそうだ。
「たかだかひげそり」「電気シェーバーはどれを使っても同じ」などと思わずに、自分に合ったひげそりを試してみるのはいかがだろうか。
ブラウン「シリーズ7」の製品概要
型番 | 790CC | 760CC | 750CC | 720 |
---|---|---|---|---|
希望小売価格 | オープン価格(3万9800円) | オープン価格(3万4800円) | オープン価格(2万9800円) | オープン価格(2万4800円) |
洗浄タイプ | 全自動アルコール洗浄および水洗い | 全自動アルコール洗浄および水洗い | 自動アルコール洗浄および水洗い | 水洗い |
表示ランプ | 液晶タイプ | 5段階表示 | 3段階表示 | 充電・充電催促表示 |
関連記事
- ビジネススーツ、正しいボタンのかけ方は
ビジネスパーソンにとってスーツの着こなしは基本中の基本。しかしボタンの掛け方の常識を知っている人は少ないかもしれない。そこでビジネスシーンにおいて、ボタンの掛け方の基本を紹介しよう。 - 4枚刃の電気シェーバー新「ラムダッシュ」、その実力は?
発売から1年半ほどで、累計50万台以上を売り上げた電気シェーバー「ラムダッシュ」。パナソニック電工では新ラムダッシュを投入し、“強気”の販売目標を掲げるが、その実力とは? - オトコの肌の曲がり角は何歳か、知ってる?
女の肌の曲がり角は25歳(と言われる)。じゃあ男の肌の曲がり角は……? そんなことを考えたこともなかった記者だが、あるイベントの取材で、その答えを知ってしまった。 - 特集:ビジネスパーソンの身だしなみ
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.