本日の注目銘柄
資源関連銘柄の物色は続くか
新日石(5001) 580 △2
今秋から家庭用燃料電池の販路を拡大する。従来の自社グループや大手都市ガス会社に加え、地方のガス会社約10社に供給する。住宅メーカー向けなどにも販売網を広げ2009年度の販売目標を従来計画の25%増に引き上げる。
丸紅(8002) 431 △6
アルゼンチンの食糧・食品大手と穀物調達で包括提携した。出荷施設などに共同で投資し、大豆などの穀物を安定的に確保する。ブラジルの穀物大手との提携に告ぐもので、新興国の穀物大手との提携を加速し、穀物メジャーに依存せずに食糧を確保できるネットワークを構築する。
シャープ(6753) 1081 △21
人間の目で認識できるほぼ全ての色を再現することが可能な液晶ディスプレーを開発した。実物の微妙な色の違いを的確に再現できるので、遠隔医療用モニターや美術品紹介ディスプレーなどへの製品化を目指す。
三井金属(5706) 224 ▼1、 住友金属鉱山(5713) 1348 ▼8
電子部品などに使う伸銅事業を統合し、来年4月に新会社を設立することで基本合意した。事業統合により、生産設備や経営資源の効率化につなげる。
ジェイオーグループHD(1710) 26 ±0
大阪証券取引所に対し、事業計画の改善などの書面を期限の31日までに提出しないと決めた。このため、上場廃止基準に該当し、同社は7月1日付で上場廃止になるとの見通しを示している。
ジョイントコーポレーション(8874) 213 △4
経営再建中の同社は29日、東京地裁に会社更生法を申請した。開発物件をファンドに売却する不動産流動化事業が急速に悪化、資金繰りに行き詰まり、オリックス(8591)主導による再建を断念した。6月30日で上場廃止となる。
外国人売買動向(外資系11社ベース)
売り 1710万株
買い 1580万株
(金額ベースは買い越し)
清水洋介氏のプロフィール
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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